おそまつさまでした、

役者のほのぼの少し悲しいブログです

天ぷら銀河『鼻のお江戸の弱肉強食』 観劇

今日(時間帯的には昨日)は天ぷら銀河という大学でめっちゃお世話になった劇団の『鼻のお江戸の弱肉強食』を観劇しました。

どうせまたあの天ぷら銀河だから、馬鹿やって大笑いなんだろうなという気持ちで行きました。(悪口ではない)
けれど想像以上に笑ったのと馬鹿でした。
質が今までと全く違って、子供から大人へ、学生から社会人へといったような感覚の成長をしていました。
と同時に売れていくんだろうなという思いも湧きました。

伊東さんの本は馬鹿馬鹿しいのを挟みつつも、ものすごくメッセージが強く、言葉が残りやすくてやっぱり才能だなぁと思いました。
役者さんたちもすごい。知ってる人しか出てない(ニューヨークさんは初でした)ので、どういう演技をするかは想像できてました。



やはりそこは役者さんを名乗っているだけあって超える超える。知っているけど知らない、新しい感覚を受けました。

観て思ったことというか、過ぎったのはなぜか家電製品、ネットでの情報です。あのハイテクな部類。
たぶん今回の公演とは繫がりがないと思いますが、人は新しいものにわくわくするけど、いざそれが世に出ると、もちろん喜ぶ人もいますが、喜ばない人、迷惑と思う人もいます。
あんだけわくわくしてたのになんだよってね。
でも発売してしまった、買ってしまった、使ってしまったとなると元に戻すのは大変ですよね。
SNSとか特に。
そんなことを思いました。

その話は置いといて演劇は面白い。

ハイバイ『おとこたち』観劇

生まれて初めて生でハイバイのお芝居を観に行きました。

『おとこたち』、ものすごく面白く、心が締め付けられました。
観ていて、これは男の人にしか分からないものがあるなとか、男の人だなとか…男と女の人生観の違いの境目を見た感じでした。

私は22年間生きてきたわけですが、数回、落ち込んだり、死にたいと考えたこともありました。
その度に少し前に起きた楽しかったこと、悲しかったことを思い返します。
思い返して、よい未来を想像します。
だから明日から頑張ろうとか、生きようと思えるのです。
『おとこたち』を観て、思ったのは、人は死が近いときもなんらかのトラブルに巻き込まれます絶対。マイナスなトラブル。
その時に思い返すのは少し前の記憶ではなく、全ての記憶、いわゆる走馬灯ってやつです。
これまでの人生を清算しているのです。
けれど、これから死ぬ人は、どれだけ思い返しても、頑張ろう、生きようという力は失われつつある。最悪無しです。
それがなんだか悲しいです。
人間は悲しい生き物、その通りだと思います。

この作品を観れてほんとによかったと思います。
死因はなんであれ、自分の死を、少し想像しやすくなりました。
まだまだ死にませんけどね。

色んな『変』

久しぶりに小中高と一緒だった親友と飲みに行きました
彼女の考え方や優しさ、なにも変わってないなと安心しました
ほんとにいい親友です

そして、お家に帰ると親からどう生活していくの?仕事は?保険は?奨学金は?
現実を突きつけられましたあいたたた…

そしてそして、私は夜勤しなきゃだなぁ、オーディション受けたいなぁ、役者したいなぁ、スーツクリーニングに出さなきゃなぁとか…色々考えました

なにを書きたいかというとこの一日だけでも、変わらない、変われ、変わりたくない、変わらなきゃといった『変』にとらわれているということです
とらわれているというか、支配されているというか…言葉は分かりませんが

この感覚が不思議だなと思いました

変わるとはどういうことなのか
変わらない、変わらなきゃ…いいことです
変わりたくない、変われ…厳しいなぁ
変わらない、変わりたくない…よさがあるでしょう
変わらなきゃ、変われ…焦っちゃうね


面白くて悲しい言葉だなと思います『変』

今の私は変わらない、変わらなきゃ、です
焦りが多めです

おわり

卒業しました初投稿

人に勧められ、そして大学を卒業したので、ブログというものを始めてみました
どのブログがいいか調べた結果、色んな人を真似したなと思われるのが嫌ですがこちらのブログサイトにしました
ネットは難しい…
そんなことは言ってられないよ現代

25日に大学を卒業しまして、卒業式、謝恩会、二次会、三次会とここにきてすごく大学2年がやるようなどんじゃん騒ぎをしました
とても楽しかったです疲れたけど

また終わったことですが、別役実作『メリーさんの羊』も無事千秋楽を迎えました(衣装プランナーとして参加しました)
改めて別役実面白いそして難しい
役者、演出、照明、音響、衣装と全員が考えて悩んで糖分を取ってまた考えて悩んでという、頭を使った舞台でした
あとやっぱり私は役者をしたいなと改めて実感しました
目の前で、長い期間役者さんを見ているのは勉強になるけど、それと同時に自分の無力さ、嫉妬が渦巻いて正直しんどかったけど、気持ちいいしんどさとも言えました

話は戻りますが卒業しました
家に帰ってみると大きな物が一つ去ったのを感じて、何かを思い出したりしたわけではないのに涙が出て止まりませんでした
なんで泣いてるんだろうと自分に聞いてもこれという理由が出ませんでした
でもこれが寂しいという気持ちなんでしょうね

初投稿、長々と失礼しました

おわり